EU域内のどの国の医学部を卒業しても「取得できる医師資格」はある意味で同一の扱いとなります。
イタリア、ハンガリー、チェコ、スロバキア、ポーランド、ブルガリア、ルーマニアはどこの国で医学部を卒業しても、他国で医師として活動する際の医師資格取得手続きはいずれも同じと言う意味です。
・・であれば「どこの国へ留学するか」(どの国の大学を卒業するか)については入学前に検討する必要があると考えます。
それは、それぞれの国毎に「入試のシステム」や「経済事情」が異なっているからです。
東欧への「医学部留学」を検討されている方は、以下の二つの基準からご自身の条件にマッチした留学先を選択することが可能になります。
EU域内でも国毎に入学審査の方法や基準が異なっています。
例えば、韓国の留学生に人気のイタリア(中欧)で医学部入試にチャレンジする場合では「IMAT」と言う受験システムによって審査されます。(筆記試験:理論的思考・一般常識・生物・化学・物理・数学)
入試の審査で難易度が高いばかりでなく、人気のせいか高倍率です。(イタリアは学費も安いことも大きな魅力)
また、同じ東欧のスロバキア医学部の受験システム(科学と生物の英語による筆記試験)と、ルーマニア医科大学でも入試(審査)方式が異なります。
※詳しくは『TopPage』及び『入試の概要』のページをご参照ください
各国の大学へ支払う「学費」や「生活費(物価)」が異なることに加え、「予備コース」の有無など、システムそのものが異なるケースも多々あります。
さらに、各国の医学部入学をサポートする「予備校」や「エージェント/事務局」へ入学願書提出や各種サポート(受講費用など)を依頼した場合の料金も高額になります。
※「学費」「生活費の概算」はWEBサイトに記載されていますが、ほとんどのケースで「エージェント費用」及び「受講費用」の記載がありません
※公正な選択には「学費」+「生活費」+「エージェント費用(受講料含む)」の合計金額で検討することが大切です
《総費用での比較検討によってより確かな留学計画策定を》
※東欧「医学部」留学に関わるエージェントのWEBサイトでは、参考的に記載された「生活費」が現実より低い金額で記載されているケースが散見されます(渡航後「予算の見当違い」と言う事態に遭遇しないよう、事前の調査はしっかりと)
『留学生の生活』ページをご参照ください
上記の二項目は留学先を選定する際の重要指標になります。
なぜなら、成果物(卒業時に取得できる「資格」)が同一であるならば「入学難易度」と「経済負担額」の二点を検討することで最も自分に適した留学先(国)を選択することが可能になるからです。
ルーマニアには全部で12校の医科大学があります。
欧州の中でも有数の医学部大国で、クオリティーと費用の面からUE域内&中東地域から多くの留学生が集まっています。
Med Student Abroad(通称:MSA)では日本の留学希望者に対し、その中から9校を厳選し留学のサポートを行っております。
それぞれの大学は立地条件や校風そして「入試時の難易度」も異なっています。
MSAでは留学にチャレンジされる方に対し、ご希望と実力に最もマッチした大学をリコメンドさせていただいています。
これまでの実績として、MSAのサポートにより上記9校の内7つの医科大学へ日本人留学生が合格しています。
「ブカレスト北」駅にほど近い場所に位置するMSA高木代表の自宅の様子です。
ブドウの季節にはガーデンパーティーが楽しめます。