「ルーマニア医学部」を卒業することで得た医師資格はどのように活用するのでしょう。
下記に医師として働く国(場所)によって異なる立場(ステイタス)を記します。
医師免許はいずれの国でも取得することが可能ですが、当該国で医師登録をし、かつ働くためには「当該国の語学力」とそれぞれの国で定められた医療の「知識と技能」の審査に合格する必要があります。
※医師として働く際の「就職先の内定」と「当該国のビザ取得」も必要です
【米国の場合】
USMLE(United States Medical Licensing Examinations)の受験資格アリ
【英国の場合】
PLAB1⇒2( Professional and Linguistic Assessments Board)の受験資格アリ
【カナダの場合】
MCCEE(Medical Council of Canada Education Examination)の受験資格アリ
初めに↓このサイトを開いて↓記述内容をご確認ください。(クリックすると当該ページを表示します)
医師国家試験受験資格認定について|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
【その他の留意点】
※2026年の医師国家試験から日本で行われる「共用試験」(CBT&OSCE)に事前合格することの義務化が予定されています。その結果、海外の医学部卒業者にとって日本における「医師国家試験受験資格」の認定プロセスでこれまでと異なる対応が必要になる可能性があります
※↓下記のサイトはハンガリーの医学部へ留学されている方のBlogで、「共用試験」について記されています↓(クリック)
海外医学部生もCBT&OSCEが義務化? 〜ハンガリー医学部卒業→日本医師国家試験の受験資格〜|山田くん@ハンガリー医学部 (note.com)
※その他にも、厚生労働省の受験資格認定基準が変更になる可能性もありますので、随時確認しそれらのリスクをあらかじめ理解し対応する必要があります。(WFMEの解釈や制度の変更など)